外食企業決算まとめ【2026年2月期-上場26社】

2026年2月期 決算概況

・単位は円です。
・Δは前年差、% Δは前年増減率になります。
・”評価”は売上高と営業利益の前年差異に対するものです。
・数値は各企業が公表するIR情報に基づくものですが、当ホームページの掲載数値に関して情報の正確性、信頼性、完全性を保証するものではありません。

全体総括

達成状況の集計

  • 増収増益企業数: 14
  • 増収減益企業数: 8
  • 減収増益企業数: 0
  • 減収減益企業数: 3
  • 評価なし企業数: 1
  • 【好調】カフェ、和風ファストフード: コメダホールディングス、ドトール・日レスHDといったカフェチェーンは、売上高、営業利益ともに大きく伸長しています。吉野家ホールディングスに代表される和風ファストフードも、安定した需要と効率的な店舗運営により増収増益を達成。
  • 【苦戦】居酒屋: 居酒屋業態は、コロナ禍からの回復途上にあるものの、依然として厳しい状況が続いています。SFPホールディングスや大庄は増収ながらも減益となっており、コスト増が収益を圧迫していると見られます。ユナイテッド&コレクティブは減収減益、営業赤字に転落しており、厳しい経営状況にあります。

通期決算企業(19 社) 概況

  • 通期決算では、カフェ、和風ファストフードが好調を維持し、増収増益を達成しています。特にコメダホールディングス、ドトール・日レスHD、吉野家ホールディングスは売上、利益ともに大きく貢献しています。
  • 一方で、居酒屋業態は依然として厳しい状況が続いており、SFPホールディングス、エスエルディー、ユナイテッド&コレクティブは減益または減収減益となっています。ユナイテッド&コレクティブは営業赤字に転落しており、経営状況に注意が必要です。
  • 麺類業態では、ハイデイ日高が増収増益を達成し好調ですが、ガーデンやリンガーハットは増収減益となっており、コスト管理が課題となっています。
  • 銚子丸は売上高成長率が36.1%となっていますが決算期変更により前年が10ヶ月ほどの実績であるためです。
企業名 業種 連結/
個別
売上高 % Δ 営業利益 Δ 当期
純利益
Δ 総資産 純資産 自己資本
比率
評価
吉野家ホールディングス 和風ファストフード 連結 2256.7億円 10.1% 80.9億円 783百万円 46.6億円 862百万円 1248.2億円 687.1億円 55% 増収増益
ドトール・日レスHD カフェ 連結 1591.5億円 6.9% 101.5億円 553百万円 72.3億円 354百万円 1365.2億円 1055.5億円 77.3% 増収増益
クリエイト・レストランツ・HD ディナーレストラン 連結 1654.5億円 5.8% 79.4億円 -560百万円 46.8億円 -913百万円 1396.7億円 437.7億円 31.3% 増収減益
壱番屋 和風ファストフード 連結 655.2億円 7.4% 47.1億円 -210百万円 25.6億円 -609百万円 481.7億円 328.9億円 68.3% 増収減益
コメダホールディングス カフェ 連結 572.3億円 21.6% 94.2億円 604百万円 64.6億円 647百万円 1103.8億円 498.6億円 45.2% 増収増益
ハイデイ日高 麺類 個別 622.5億円 11.9% 65.8億円 1070百万円 47.3億円 639百万円 341.9億円 248.7億円 72.7% 増収増益
リンガーハット 麺類 連結 450.8億円 2.9% 14.2億円 -276百万円 17.3億円 759百万円 311.2億円 152.3億円 48.9% 増収減益
イートアンド 麺類 連結 404.6億円 8.4% 11.4億円 52百万円 3.7億円 -515百万円 324.8億円 114.8億円 35.3% 増収増益
SFPホールディングス 居酒屋 連結 311.2億円 2.4% 17.1億円 -480百万円 10.8億円 -400百万円 135.1億円 91.8億円 67.9% 増収減益
銚子丸 寿司 個別 236.7億円 36.1% 15.8億円 523百万円 10.1億円 424百万円 121.6億円 87.7億円 72.2% 増収増益
ガーデン 麺類 個別 178.9億円 4.3% 13億円 -548百万円 6.3億円 -582百万円 172.9億円 77億円 44.5% 増収減益
ジェイグループホールディングス 多業態 連結 130.4億円 21.4% 4.2億円 43百万円 3.1億円 -146百万円 107.2億円 17.2億円 16% 増収増益
ワイズテーブルコーポレーション ディナーレストラン 連結 130.5億円 7.6% 2.5億円 131百万円 2億円 -55百万円 50.8億円 8.8億円 17.4% 増収増益
ハブ 居酒屋 個別 113.3億円 6.6% 5.3億円 81百万円 6.1億円 163百万円 66.5億円 34.1億円 51.2% 増収増益
ライフフーズ 定食 個別 96.1億円 -1.7% 0.9億円 -260百万円 0.3億円 -367百万円 39.2億円 17.1億円 43.6% 減収減益
カルラ ディナーレストラン 連結 75.4億円 3.9% 3.1億円 -59百万円 2.4億円 -124百万円 54.3億円 21.9億円 40.3% 増収減益
ユナイテッド&コレクティブ 居酒屋 個別 64.6億円 -0.5% -0.1億円 -130百万円 -2.3億円 -286百万円 38.9億円 5.3億円 13.5% 減収減益
東天紅 ディナーレストラン 個別 48.1億円 2.1% 5.2億円 25百万円 6.2億円 188百万円 112.9億円 73.9億円 65.4% 増収増益
エスエルディー 居酒屋 個別 36.6億円 -0.1% 1.3億円 -18百万円 0.9億円 -56百万円 10.1億円 5.5億円 54.8% 減収減益

第2四半期決算企業(4 社) 概況

  • 第2四半期決算では、ファミリーレストランのサイゼリヤが売上高1428.5億円、営業利益86.5億円と圧倒的な規模で増収増益を達成し、好調を牽引しています。
  • 多業態のサイプレイスHD、麺類のINGSも増収増益と堅調な推移を見せています。
  • 一方で、居酒屋の大庄は増収ながらも減益となっており、収益性の改善が課題です。
企業名 業種 連結/
個別
売上高 % Δ 営業利益 Δ 当期
純利益
Δ 総資産 純資産 自己資本
比率
評価
サイゼリヤ ファミリーレストラン 連結 1428.5億円 17.5% 86.5億円 2469百万円 56.4億円 966百万円 1934.8億円 1265.1億円 65.4% 増収増益
大庄 居酒屋 連結 266.2億円 1.5% 4.5億円 -154百万円 3.7億円 -341百万円 288.9億円 114.9億円 39.8% 増収減益
サイプレイスHD 多業態 連結 61億円 14.6% 3.7億円 41百万円 2億円 29百万円 117.1億円 25.5億円 21.8% 増収増益
INGS 麺類 個別 44.5億円 22.5% 2.5億円 88百万円 1.6億円 89百万円 48.6億円 21.2億円 43.7% 増収増益

第1四半期決算企業(3 社) 概況

  • 第1四半期決算では、居酒屋業態の企業が中心となっています。
  • 串カツ田中は売上高86億円と規模は大きいものの、増収減益となっており、利益面で課題を抱えています。
  • 光フードサービスは増収増益と堅調なスタートを切っています。
  • ホリイフードサービスは前年比較対象なしですが、売上高15.8億円、営業利益2.1億円と黒字を確保しています。
企業名 業種 連結/
個別
売上高 % Δ 営業利益 Δ 当期
純利益
Δ 総資産 純資産 自己資本
比率
評価
串カツ田中 居酒屋 連結 86億円 87.8% 2.4億円 -13百万円 0.3億円 -89百万円 237.2億円 70.2億円 29.6% 増収減益
ホリイフードサービス 居酒屋 連結 15.8億円 2.1億円 1.7億円 37.4億円 12.7億円 34.1%
光フードサービス 居酒屋 個別 8億円 18.2% 0.9億円 46百万円 0.7億円 45百万円 25.9億円 13.4億円 51.7% 増収増益

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